スカンティップス展 (食器編)
すっかり気が緩んでしまったのかもしれません・・・。
少しずつ写真を整理しています。
展示会オープン直前です。
他に出展されていた方のどのテーブルも、とっても共感できる大好きなテーブルでした。
自分の作品作りはもちろん、テーブルクロス、お花などの演出もすべてコーディネイトするという、本当にめったにない機会を頂きました。
テーブルの上のものすべてで、一つのストーリーが見えるように。
この半年、頭の中に色々なプランがひらめいては、消えて・・・を経て、形になったのが今回のテーブルです
「食器編」・「テーブル小物編」・「茶箱編」・「フラワー編」と、順を追って、記憶の新しいうちにブログアップしていこうと思っています。
ケーキ皿(Wild Rose)とティーカップ(りんごの花)
準備は、まず食器選びから始まります!
ほぼ決めていた食器候補があったにもかかわらず、お教室で色々な食器を物色している間に、ついつい心が揺らぎ、何と年が明けてから、同じブランド(KPM)の別シリーズに変えてしまいました
これが苦労の始まりだったと・・・・。
ケーキ皿は、リム(縁)がほとんどなく、面が広いフラットなタイプです。
この面の広々とした部分が、気持ち良いぐらいにピンときてしまいました。
白磁の時点で、すでに、ゴージャスな凹凸のあるレリーフが施された食器なのです。
コスモスのティーカップ&ソーサー
ソーサーの真中ではなく、端にティーカップをセットするタイプです。
ソーサーの内側に、ちょこっとクッキーを添えられる!と、この形に飛びつきました。
そして、このセットを作るにあたって、絶対にしようと思っていたことは・・・
ゴージャスなレリーフの一部を、窓に見立てて、植物の名前を入れること!
カップのハンドルを、木の枝のように、ブラウンとグリーンで仕上げること!
でした
選んだモチーフは、11種類。(多すぎます。)
ケーキ皿: ストロベリー、クロッカス、すずらん、野バラ、コーヒーの木、オリーブの木、チェリー
カップ&ソーサー: スノードロップ、ハニーサックル、コスモス、リンゴの花
後に、この自分で選んだモチーフの多さに、振り回されることになりました。
ティータイムには、やっぱり3段トレイは欲しいし・・。
この上に、オードブルや、チョコレート、スコーンやサンドイッチを、のせた〜い。
40センチ×30センチのオーバルの大皿(ヒヤシンス)
当初は、このシリーズの食器に、このようなしっかりした色調で、伝統的フローラダニカ?のように描こうかと思っていました。
が、食器自体のシリーズを変えるという心変わりをしてから、絵のデザインや色調も、(アンティーク調⇒ナチュラル感)と、テーブルのテーマ自体も含めて、大きく変化していきました。
はたして、どちらで進むのが良かったのか
自分でも、「 IF 」のもう一つの姿を見てみたい気がしています。
今すぐ、また大作に取りかかる気にはならないのですが、いつか・・いつか・・・・ですね
次は、テーブル小物編です!
- 2012.07.07 Saturday
- ポーセリン(Porcelain Painting)
- 22:40
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- by Chez-Miki (ミック)