迎賓館(赤坂離宮)へ♪
小学校から中学時代までを赤坂で過ごした私たちにとり、赤坂離宮はごく自然に訪れるお散歩コース
「とらや」の本店を通り、東宮御所の周りを歩きながら、紀伊国坂を登り、赤坂離宮を通り、権田原坂、青山・・・・と抜ける、ちょっと長いお散歩コースでした
紀伊国坂では、父が、必ず小泉八雲の「のっぺらぼう」の話をしてくれたのですが、こわい半面、「そんなおそば屋さんないし、今は昼間だし、安心安心!」と油断しながら歩いていたものです。
そしてベルサイユ宮殿をまねて作ったと言われている迎賓館(赤坂離宮)、いつ訪れても、敷地内に人の気配すら感じることなく、とても静かな場所だったので、実は使われていないのではないか?などなど、子供心にとても不思議に、そして、その美しさに誇らしい思いもありました。
毎年、一般参観の日があるのは知っていましたが、申し込みの時期を逃してばかり・・・。
今年、ようやく実現しました
申し込みをすると、参観証のはがきが届きます。
セキュリティーチェックのあと、こんな入館バッジを身に付けます。
これは、「五七の桐」。
天皇家の家紋であり、また政権担当者の紋章としても使われているそうです。
館内は写真撮影できません。お庭だけ撮影しました。
細部までとても素敵でした。
この噴水は、国宝に指定されたそうです。
館内では、4つの大広間、それをつなぐ回廊を見ることができます。
お部屋ごとに説明ガイドさんがいらして、家具などの調度品などの説明を聞くことができます。
どの広間も、ベルサイユ宮殿の真似?みたいな感じなのかしら?と長年思ってきましたが、やはり日本の文化も象徴もきちんと折り込まれた表現なのだという事が分かりました。
シャンデリアなどは、パーツはバカラなどを使っているそうですが、デザインは日本人の手によるものだそうです。
回廊に並ぶ陶器のランプにも心惹かれました。
「和と洋を合わせた、おもてなしの世界」を感じました。
姉妹ともに、ちょっと素敵なインスピレーションを頂けちゃったような気分で、迎賓館を後にしました。
とても暑い日でしたが、お昼はますます汗をかくものを頂きました。
のら豚屋のカレーうどん
そして、やっぱり「わかば」のたい焼き。
素通りは出来ません。
たい焼きの頭から尻尾まで、ぎっしりあんこが詰まった、本当に美味しいたい焼きです。
もりもり
どんな優雅な場所を訪れても、やっぱり、いつものペースに戻ってしまいました〜。
でもその場所場所で、お目当ての美味しいもの頂くのは、楽しいですよね
- 2012.08.05 Sunday
- 日々のこと
- 21:23
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- by Chez-Miki (ミック)